葡萄の木も、他の木と同様に、「剪定」と呼ばれる作業を
冬場の芽が出てくる前に、行います。
剪定の種類は
- 切戻し、切り戻し(伸びた枝を短く切ること)
- 切返し(伸びた枝を途中で切ること)
- 枝抜き、間引き(邪魔になった不要な枝を切ること)
- 刈り込み(枝葉は形を整えるため、切り揃えること)
剪定の目的は?
骨格枝をつくることで作業が楽になり、果実の重さに
耐えられるようにするためです。
また、木、本来の樹勢の維持が目的でもあります。
剪定を行わないと、枝が多すぎて、果実に日光が当たらなくなり、
育成に負担がかかってしまいます。
それと、枝に害虫が潜んでいることがあるため、それを除去
するためもあります。
剪定するまでは、ゴチャゴチャしていた枝も、剪定を行うことで
すっきりします。